8月がくるたびに


    被爆国であるということを初めてきちんと考えたのは小5の時だった。


    夏休みの宿題で感想文を提出するために読んだ本がきっかけだった。
    「8月がくるたびに」という本。
    ヒロシマとナガサキの、「その時」の話だ。


    戦争を体験していない私たちにとっても、8月は特別な月という感覚はあると思う。
    普段は仕事や子どものことなど、日常のこまごまとしたことに流されて
    時間に追われるまま毎日を過ごしていたとしても、8月になるときちんと向き合って
    考えなくちゃと思う。


    けれど、被ばくした人や戦争を体験した人たちにとっては、
    毎日毎日がそういう思いなんだろう。


    だからなんだか、「壮絶な体験~」だとか「辛酸をなめて~」 とか
    言っちゃいけないような気がする。
    何も知らない私が口にするには、あまりに軽い気がして。


    日々の喧騒に追われながらも、8月という月はかつてこんなことが起こったんだと
    忘れないように思いを馳せ、考え、平和への願いと誓いを。
    

    そしてさらに。


    風化させてはいけないんだと。
    

    語り継がねばならないと、強く思います。
    戦争を知らない世代の私ではあるけれど、将来を担う子どもたちに
    語りついでいかなければ。


    ジョン・レノンが「イマジン」の中で歌ったように
    一人ひとりが本当に望めば、戦争はなくなるかもしれない。
    いい大人がこんなことを言うなんて・・・と笑うのは簡単。   
    これが実現するのは、本当はとても難しいこと。とても大変なこと。



    けっして忘れてはならないことを風化させてはいけない。
    次世代を生きる子どもたちには、戦争のことと同時に
    風化していく恐ろしさ(風化させる愚かさ)を心にとどめてほしい。



    語り継ぐのは戦争を知らない私たちの使命だと思うから。

    
        


     
       
    


       

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