手に余るほどの愛は…

     きのうはブライアンの64歳のお誕生日でした。ブライアン、おめでとう!


     
     カラオケに行くと必ず歌う、ブライアンの曲があります。
     「Too Much Love Will Kill You」という曲。


     持て余すほどの過度の愛。強すぎる愛、か。
     周囲が見えなくなり、自分自身を見失い、身も心も駄目にしてしまう。
     ハチャメチャに、一人の人にめちゃくちゃ夢中になってしまったこと、
     どなたにもあることでしょう、きっと。

     
     若いころには若さゆえの勢い。吹き出しほとばしるほどの情愛というか。
     結婚して20数年もたてばさすがに配偶者に対してこういった熱い?思いは無くなるけれど
     夫以外、妻以外の相手に対してそういった思いを抱く人もいるわけで…。
     そういった揺さぶられるような激しい思いは本来の愛とはまた違うとは思うんだけど、
     その情愛の真っただ中にいる本人にとっちゃ、そんな思想的な問答はどうでもいいこと。
     メンタルな部分も、肉欲の部分も、その人ひとりに熱い思いをぶつけてしまう。


     駆け引きとか技術とか、相手の心情とか、
     そんなことにはおかまいなしに、
     本能のまま突っ走るみたいな。


     その人のためなら命を捨ててもいいと思えるほど好きだった。
     (ちょっと昭和の演歌風。)
     そんな恋愛の一つや二つ、三つや四つ・・・
     え、もっとある?(゚□゚||)
     わたしはいまのところ、一つだけあります。


     いやいや~、マジです、本気でした。
     音楽サークルでドラムたたいてた、3つ年上のTさんのこと。
     残念ながら夫じゃないの。すまんこってすな。

  
     「大学卒業したら結婚しよう。」
     生まれて初めてのプロポーズだった。
     寝ても覚めても、Tさんのことしかなかったし、
     この人のためならすべてを失ってもいいと思っていた。

     ところがあっさりと蜜月の時は終焉を迎えることに。
     (んにゃー、そんなかっこつけて書くほどのもんでもないんだけど。)

     徐々に連絡が途絶えはじめ、会う回数も尻すぼみ的に少なくなったある日、
     風の便りに噂で聞いたTさんの結婚話。
     相手は当然私ではなく、別の女性。

     しかも驚いたことに、その女性は既に妊娠中…という、笑うに笑えないオチ付きで。

     
     まぁ、ね。よくあ~る話ぃ~じゃないかぁ~~。(やっぱ昭和の香り。)
     ・・・と思えるまでには相当な時間が必要だったけどね。


     悲しくて苦しくて、本音を言えば恨んだこともあった。
     でもさ~、本当に好きな人だったから、恨んじゃいけないと悟ったわ。
     恨めば恨むほど、自分がみじめだしねぇ。

     それに、そんな浅い気持ちじゃなかったからね、私は。
     Tさんの気持ちの深さはこの際、関係ないのよ。浅かろうが深かろうが。
     大事なのは自分の気持ち。
     ほんとうにほんとうに、心も体も、
     私のすべてがTさんを好きだったんだから。


     立ち直るまでが大変でした。(笑)
     自ら自堕落な生活を望んで、ふしだらな落ちた生活に時間を費やしてしまった。
     酒とたばこをおぼえたのもこのことがきっかけだった。
     (今は酒もたばこも縁が無くなったけどねぇ。)
     その頃は生きる意味とか価値とか、まったく見えなかったし、
     見出そうなんて気力もなくなっていた時期だったわ。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆



     「Too Much Love Will Kill You」は先述の通りブライアン作の曲で、
     もともとは彼のソロアルバムに収録されてる曲。
     のちにフレディが歌うバージョンも発表され(フレディはこの曲をとても気に入ってたらしい。)
     カラオケではフレディのボーカルバージョン(=Queen名義)が採用されてます。
     曲の展開自体は大きな差はないのだけれど、エンディングのところの
     「in the end .....」を繰り返すところのコード進行が少し違ってて
     ブライアンのほうは一度マイナーコードに移ってから元のメジャーに戻るという風に
     なってます。そこがミソなんだな~。
     ブライアンのガラス細工な心を感じる部分だ。
     フレディのボーカルもいいんだけど、曲の全体的な印象はブライアンが歌うバージョンのほうが
     やっぱり好きだ。

     
     過度の愛は人を破滅させる・・・という歌詞、これは聴く人の恋愛体験、恋愛観によって、
     受け止め方や感じ方が変わってくるだろうなぁ。
     男性が歌うと、ほんの少し男のズルさを感じるな、私は。
     美しく切ない曲なんだけど、この旋律の中に私はブライアンの「男」を感じる。


     その感覚が、かつての思い出につながっている。
     時間がたって古びてはいるけれど、鮮烈な思い出。
     二十数年前に同じ時間を過ごしたTさんにつながっていく。

     そんなことを思い出してしまうんだな、この曲を聴くと。







↑フレディとブライアン、別バージョンの2曲を見事に融合させた動画!
       作者さんに、大きな大きな拍手を送りたい。(涙)






 
                           からおけやさんで熱唱中の模様はこちらでこっそりと。









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