とんだ話

        きのうの夕方。

        

        いつも夕空を撮りに行く近所の田んぼ。
        田んぼと麦畑の間の細い道のずっと奥の方、遠くの方で
        農家のおっちゃんが軽トラを停めて
        何か作業をしていた。

        その傍らに
        ふわりと舞い降りるようにアオサギが現れた。
        彼らは警戒心が強くて
        人間が近くに寄ろうとするとすぐに飛び去ってしまうというのに
        何でわざわざおっちゃんのそばに・・・?

        アオサギは細く長い脚でゆったりと
        おっちゃんの近くの畑地を行ったり来たりしている。

        何かあるんだろうか。

        コンデジを思いっきりズームさせて
        おっちゃんとアオサギのあたりを見てみると。

        白っぽい塊が、茶色い湿った土の上に
        ぱたりと横たわっているのが見えた。

        そうか、かわいそうに。
        病気なのか、怪我なのか。
        寄り添い、共に生きるはずのパートナーを
        失ってしまったのか。
        
        その場を去りがたく行き来するアオサギを    
        哀れに思いながら
        そのまま家に戻ったのだった。

        明けて本日。
        おっちゃんは息絶えたアオサギに気付いてたんだろうか。
        そもそも何が原因で死んでしまったのか。
        鳥インフルだったら・・・?
        それとも何か他の伝染病だったら・・・?

        朝の準備もそこそこに
        市役所のHPでこういった場合の対処法を調べてみると
        「素手でさわらないこと」以外書かれてなくて。

        とりあえず電話で訊いてみるしかないか。
        お役所は9時にならないと電話も通じないし
        説明するにしても状況をきちんと把握しておかねばならないか。

        気が重かったけれど
        長靴履いて行ってきました。
        田んぼと麦畑の間の、あの細い道。ずっと奥の方。

        歩を進めると
        ああやっぱり・・・。
        白い横たわるものが見えてきた。

        見えてきたんだけど・・・
    
        んん?
        あれれー??

        あらー。
        こ、これは。
        
        でっかい白いごわごわの、
        ビ、ビ、ビニール袋が。

        ビニール袋が・・・
        なんかそれっぽい形して横んなってるだけという…
        
        そういう結末だった。

        いやいいや、とんだ勘違いでした。
        ああでも勘違いでよかったべさ!
        
        よかったよかったー!と喜ぶ私の前方に
        一羽のアオサギが舞い降りた。
        昨日の彼(彼女)なのかどうなのか。
        それはわからないけれど・・・


画像



画像



        とんだ!


画像



        飛んでいく先、田んぼの方を見てみると
        ずっと遠くの方にちゃんといました。もう一羽。

     
        飛び立ったアオサギは、
        田んぼの中にいたパートナーを連れ立つようにして
        仲良く川の方へ向かって飛んでいきました。
        めでたしめでたし。


        <おまけ>

        足元ではこの子も跳んでいた。(^o^)


画像


        



◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


        
            北海道では大雪山系旭岳が例年より早く初冠雪です。
            平地の初雪もこの調子だと早いのかも。
        
                ◆ねとらぼ 北海道旭岳で初冠雪 関東は真夏日









ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 16

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

  • taffy104

    同様に道路のビニール袋をネコの死骸だと思って、見に行ったことあります
    ・・まあよかったんですけどねえ(笑)
    2014年09月17日 06:50
  • らいあ

    タフィーさん、
    もう…こういうのって一瞬ドキッ!ですよねぇ(^^;)
    何事もなくてよかったですー(^o^)
    2014年09月17日 09:01
  • ツユヒメ

    らいあさんへ
    アオサギやシラサギ・・、農家の人々の行動を良く観察
    しているんですね。音のするトラクターのすぐ後ろにまで、
    我先にとミミズやハッタを追っかける風景よく見ます。
    生きていく知恵なのでしょうね。
    それにしても、サギに擬態したビニール、何もなくて
    幸いでした。野鳥など、可愛そうだとつい手に取って
    しまいますが、市や動物園では、持ち込んだりせずに
    そのままにして置きなさい・・・と指導しています。
    ★2013/04/16 
    越冬明けの、擬態が解けて緑になる前のアマガエルです。
    越冬に入る前から、徐々に保護色になるんですね。
    http://s2014no64.at.webry.info/201304/article_19.html
    2014年09月17日 10:49
  • らいあ

    ツユヒメさん、
    ほんとに、「擬態」でよかったです。
    一晩気をもみましたがほっとしました~(^^;)
    野生の生きものは、むやみに素手で触れてはいけませんよね。
    ある市町村のHPでは、亡骸のあたりを歩いた靴は
    消毒しましょうと書いてありました。
    鳥インフルもそうですが、エキノコックスなども
    気をつけなければ…(@_@;)
    アマガエルは緑と茶色では全く種類の違うカエルに
    見えますね。
    同じ柄がないというのも驚きです!(^o^)
    2014年09月18日 17:53

この記事へのトラックバック