6日間の抜歯入院

       病棟の窓から見た景色。(コンデジで撮影 リコー CX-5)

       
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       今回の抜歯手術入院は予定より1日延びて
       5泊6日となりました。
       
       入院先は、2年前に不整脈の入院でお世話になった病院。
       事故防止のため窓が10センチしか開かないようロックされており
       風がほとんど入らないため、
       夏には深夜でも30℃をキープするという灼熱の病棟で
       退院するころには、体が融けて蒸発するんじゃないかというくらい
       暑さに苦しんだ思い出があるんだけど
       
       今回はさすがに真冬だし、あったかいくらいの方がありがたいわ…
       などと余裕のよっちゃんで颯爽と病棟入り。

       ・・・しかし。
       あぁ、甘かったわ。
       ここは真冬でも常夏の病棟なのじゃったー(◎o◎)
       しかも乾燥しすぎて、、、

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       湿度がエラー表示(笑)

       こんなんじゃインフル入ってるになっちゃうじゃないのー(◎o◎)
       
       手術は12日。
       前日の11日午後に入院の手続きを済ませ
       個室に入ることができた喜びをかみしめながら荷物を片付け
       その後CTやレントゲン撮ったり担当医師の手術の説明があったりで
       何かと忙しくあっという間に夕食時間。

       食事は不整脈持ちの潰瘍性大腸炎患者でも食べられるよう
       あらかじめお願いしていた低脂肪かつ低残渣かつ減塩食メニュー。
       めんどくさい患者ですみません(汗)

       
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ごはん、魚の煮つけ、鶏むね肉のポトフ
ほうれん草葉先の煮びたし、バナナ

       
       普通のご飯はこの日でおしまい。翌日からはおかゆが続きます。

       手術のことを考えるとちょっとドキドキするけど
       幸いおなかの調子もいいことだし、
       麻酔で寝てる間に終わるんだからどうにかなるべさね。
       でもやっぱ保険の意味も兼ねて紙おむつ着用で挑むべし!
       などと考えながら消灯時間をむかえたのでした。

       手術当日の12日。
       さあ、今日の朝ご飯は何かなー(●^o^●)と
       ルンルン気分で待つ私の前に運ばれた食事は

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       おぅ。。。すんごい軽食(笑)
       りんごジュースにバナナ、1辺が4センチほどの小っちゃいおにぎり。
       まるで森のお猿さんのピクニック…みたいな。(^^;)
       手術前だからちょびっとなんだな。(T_T)
       ま、いいや。術後の昼は抜きだけど夕食は食べれるんだから。
       (この時はそう信じておりました…)

       朝食後、不整脈と潰瘍性大腸炎の薬を飲んだ後は
       絶飲食と言われていたので
       薬服用時の水をゆっくり味わって飲みました。
       
       その後、本日最後となる歯みがきを丁寧に終えて(術後は歯みがき禁止)
       手術の準備。
       下着はパンツだけ。ここは迷うことなく紙おむつをチョイスだ。
       マニキュアしてる人は落とさなきゃダメ、ヘアバンドやヘアピン、
       ピアスもダメらしい。
       9時から点滴開始、髪をしばって眼鏡をはずし、
       11時からいよいよ手術開始。

       車椅子を押してもらい、手術室に入ると
       看護師さんが4~5人と、医師が2人。
       「よろしくお願いします(はぁードキドキ!)」
       看護師さんも先生も皆やさしくて
       「大丈夫ですよ、寝ている間に終わりますからね」
       
       ゴムで束ねた髪をシャワーキャップみたいのに
       看護師さんにぎゅうぎゅう押し込んでもらい
       いざ手術台へ移動し、あおむけに横たわる。
       
       おぉ~、ドクターXみたい。
       などとアホなことを考えてると看護師さんが
       脈拍を測る機械を指先に付けたり
       右腕に血圧計を巻き付けたり
       胸のあちこちに心電図の吸盤みたいのをきゅきゅっと付けたり

       すると先生が    
       「それじゃ、点滴から麻酔を入れますからね。。。」

       …と、記憶はそこまで。
       
       それっきり眠ってしまい手術があっという間に終わっていました。
       うっすらと意識が戻った時はまだ手術台の上。
       目に包帯?みたいのが巻かれてて目をあけても何も見えない。
       でも話し声は聞こえてて、どうやら術後のマウスピース
       (手術後に下の歯全体を覆うもので、薄い素材でできている。)
       を取り付けている最中のようだった。

       処置がすべて終わり、ストレッチャーに移されて病棟に戻る時
       看護師さんに時間を聞いたら、12時半とのこと。
       所要時間1時間30分、左の難抜歯手術が無事終わったのでした。

       今回は左下のみで、右下は体調を考慮して後日の実施となりました。
       難抜歯のほかに、実は歯茎の奥の奥に
       20年以上前に抜いた歯根の残骸が発見され(痛みなど自覚症状は皆無)
       将来的に人工股関節を入れたいと思ってるので
       感染症の原因となるようなものはすべて取り除こうということで
       抜歯予定の部位から3センチほどメスで開き歯茎をめくり
       顎の骨を削ったため、時間がかかったのでした。

       病棟に戻ってしばらくうつらうつらしていたんだけど
       意識がしっかりしてくるとともに痛みがずんずん襲ってきて
       痛み止めの筋肉注射を打ってもらったんだけど

       なんとこれがほとんど、効かなかったー(T_T)(T_T)
       顏の左半分が、ブルドーザーでえぐられるような激痛が
       どんどん酷くなるんだけど、注射から6時間空けないと
       痛み止めの薬は飲めないのじゃったー(◎o◎)

       もう夕食どころじゃなくて体を起こすこともできなくなり
       この日の晩ごはんは抜きにしてもらった。
       夜になってやっと痛み止めを飲むことができ、
       痛みからほんの少し解放されたのが午後9時を過ぎていました。
       
       この日の夜はテレビどころか、
       持参した音楽プレーヤーでQueenを聴く気にすらなれなかった。
       私からQueenをも遠ざけるほどの激痛とは
       恐るべし難抜歯手術。(゚□゚||)

       それから6時間おきに痛み止めを飲み
       翌日からは3度のご飯もゆっくりといただき
       (マウスピースをしてるので安心して食べられる)
       多少の出血はあるけど手術後のような激痛はなくなりました。
       
       歯磨きは上の歯だけだからすぐ終わるしな~と
       ゆっくり静かに歩いて洗面室へ行き(歩くと響いて少し痛かった)
       鏡を見て、おおおおお~~~となった。

       か、顏がーっ!!左半分がまるで「がきデカ」になっとるーっ!
       そして左顔面のみ、ほうれい線がきれいさっぱり消えとる~(◎o◎)

       なんか腫れてるなとは思ってたけど、ここまでとは。
       腫れたほっぺたが赤くなったり紫になったりすることもあるそうな。
       ひえぇぇ~~、色付きで腫れるんかい~~(゚□゚||)

       化膿止めの抗生剤は、錠剤だと炎症中の腸に負担がかかるため
       点滴を受けることになった。
       朝と晩、日に2回。

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40分待つのだぞ。じっと我慢の子であった。



       そしてこの日の食事。

       
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<朝>おかゆ、鶏ささみと人参の煮物、ホウレン草の卵とじ
キャベツの味噌汁、りんごジュース



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<昼>おかゆ、キャベツと人参のさっと煮、里芋の煮物
炒り豆腐、バナナ



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<夕>おかゆ、ポトフ、温豆腐、魚の煮つけ
りんごのコンポート


       
       14日(術後2日目)の診察時、マウスピースを外すことになりました。
       不整脈の薬(血をサラサラにする薬)を服用しているため
       出血が心配だったけど、予想に反して僅かな量で済みました。
       腸の方の出血も、規則正しい入院生活が幸いしたのか
       ものすごく順調で出血が皆無。こんな快適な数日は珍しいわ。

       しかしながら、左顔面の「がきデカ」はさらに激しく       
       これ以上腫れたら爆発するぞというくらい膨れあがり
       口の中も、舌の下がぷにょぷにょぷるぷると腫れており
       まるでベロの下に白子でもはさんでいるかのような感触。
       痛みはかなり軽減したけど、夜になるとやっぱり痛み出す。
       午後9時と明け方3時に痛み止めをもらって飲むのは前日と同じ。

       マウスピースを外した歯茎は、ブクブクと口をゆすぐのはダメで
       静かにそーっと水を流すような感じで洗わなくてはなりません。
       ま、言われなくてもおっかなくて
       ブクブク洗いなんてできません。
       糸でチクチク縫ってある口の中はけっこうグロイ(汗)

       歯磨きは恐る恐るだけど、食欲あるからご飯が楽しみ(^0^)
       14日の食事。


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<朝>おかゆ、大根と人参の煮物、キャベツの味噌汁
豆腐の卵とじ、りんごジュース



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<昼>おかゆ、ほうれん草のさっと煮、魚の煮付け
鶏と人参と里芋の煮物、りんごのコンポートすりおろし



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<夕>おかゆ、温泉たまご、じゃがいもと人参のスープ
鶏ささみのみぞれ煮、バナナ



       15日(術後3日目)、予定ではこの日に退院だったけれど
       抗生剤の点滴は家ではできないので
       (錠剤が大丈夫な人は処方してもらえる)
       大事をとってもう一日お世話になることになりました。
       がきデカほっぺたの腫れはすこしずつおさまって
       それとともにほうれい線も復活。(汗)
       ベロの下の白子もちょっとは小さくなってきた感じだった。

       出血は時々ティッシュで吸い取る程度、日中の痛みはほとんどなく
       ほぼ快適に過ごせるようになりました。
       痛み止めはやはり前日同様、夜9時と朝3時の2回。
       横になってる時間が長いためか腰が痛い。
       こんなこともあろうかと持参した湿布とコルセットが
       大活躍の1日だった。(^^)v


       15日の食事。


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<朝>おかゆ、なすの煮物、豆腐とほうれん草のさっと煮
卵の味噌汁、りんごジュース



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<昼>おかゆ、魚の煮付け、豆腐の卵あんかけ
かぼちゃの煮物、りんごのコンポートすりおろし



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<夕>おかゆ、キャベツのさっと煮、春雨のスープ
親子丼風卵とじ、バナナ


       
       16日(術後4日目)。
       がきデカがずいぶんスッキリしてきた。
       マスクをすればほとんどわからないくらいまでに回復しました。(^_^)
       入院生活もこの日でおしまい。
       予備の痛み止めの薬を処方してもらい、退院の手続きをお願いし
       精算を終えたのが午前10時。

       食事は本当に満足できる美味しいメニューでした。
       ごくわずかの限られた食材で、
       同じような煮物やスープでも味を変えながら
       日に3度提供してくれるなんて、ありがたすぎる。
       これを参考に、自分でもいろいろ工夫してみよう。
       (とは思うんだけどなかなか…汗)

      16日の食事。朝ごはんのみ。


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おかゆ、スクランブルエッグ風炒り卵、ささみの煮物
じゃがいもの味噌汁、りんごジュース





       今回の入院も暑かった。本当に暑かった。
       氷点下だというのに、日中は窓を開けたりして過ごしました。
       自分の都合でこんなことができるのも個室ならでは。
       相部屋だったら勝手に開けるわけにいかないもんなあ。

       近いうち、右下の抜歯でまた入院する予定なので
       その時はうちわ持参だな。冬だというのに(笑)

       冬でもこんなに暑いんだから
       もしかしたら売店でうちわ売ってたりして…
       と思ってお茶を買いがてらのぞいてみたら

       ありました、うちわ。(笑)
       オールシーズン対応してるのかー。
       さすが、常夏病院だわ。(^^;)